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【エリプスセンスってなに?小山啓太先生開発秘話】子どもたちの「生きる力」の成長を応援する

エリプスセンスは、人間にとって大切な感覚運動技能、そして創造力を磨くための運動用具です。とくに子どもの頃に伸ばすべき手指の感覚、操作運動、手足の連動、空間認知、創造性といった生きていくための基礎能力の成長をより効果的に応援するため、15000人以上の子どもを対象に実験・検証を行い、楽しく遊べて、かつ効果的に成長を応援できるボールとは何か?を突き詰め、形、大きさ、重さ、デザイン、形状の細部にまでこだわり抜いて作られたものです。

【エリプスセンス開発秘話】

小山啓太先生

小山啓太

子どもたちの「生きる力」が失われている

これまで、大学教員・研究者・トレーナーとしてプロスポーツ選手から子ども、高齢者、障害者まで幅広く指導を行い、地域のスポーツ振興活動を続けてきました。各地の幼稚園・小学校等で指導する中で 、子どもたちの体力の低下を目の当たりにしてきました。

たった5m離れた私までボールを投げ返せない児童が大勢いたのです。その姿を目の当たりにしてあまりにもショックでした。

目標に向かって投げ、しっかりと相手を見て捕るという「キャッチボー ル」運動は、幼少期に体験することで空間認知、協調性、共感力や器用さなど、子どもの心とからだの基礎となる能力の成長を促し、生きる力を鍛えると考えられています。

好きな遊びで能力を伸ばしてあげたい

子どもの投げる運動を調査してきた中で、手指を巧みに使うことが投運動には重要であり、手指が強くなることで全身の体力向上、あらゆる動作の習熟が促されることがわかってきました。小さいころから感じとる力を磨き、さまざまな動きを経験する体力を養うために、もっと効果的で楽しく成長を応援できるボールは無いのか、世界中にあるボールを使い実験を続けました。そして、形、大きさ、重さ、色、手触りなどがまったく異なる37種類のボールを使い、15,000人 以上の子どもに協力してもらい、どのようなボールで遊ぶと運動習熟を助けられ、ボール運動が好きになるかを詳細に記録しました。

発達を応援するボールを作り「世界最優秀賞」を受賞

ボール開発に着手し5年。何度も失敗と挫折を繰り返し、ついに一つのボールが完成しました。エリプス=楕円、センス=感覚。1:1.3比率の絶妙な楕円にすることで、子どもの小さな手でも無意識に手指の巧みな動きが引き出され、投げの協調運動を習熟し筋力を養うことを促すよう重さ大きさを設計。ボールの表面には手指の感覚を促す大小さまざまな模様や突起を施し、視覚・聴覚・触覚から脳・神経を活性することで、飽きずに好奇心を持って遊び、運動と脳の成長を促す仕掛けを無数に施しました。

2018年、英国ケンブリッジ大学での世界教育会議で研究発表を行い、「子どもの未来を明るくする画期的研究」として世界最優秀賞を受賞することができました。

英国ケンブリッジ大学/世界教育会議

誰も置き去りにしない。すべての子どもたちの「できた!」の達成感を実現する

ボール投げは複雑で難しい運動です。はじめから上手じゃなくて当たり前なのです。エリプスセンスは難しいボール運動をほんの少し見方をかえて、お人形のような顔模様が緊張をほぐし、創造性をくすぐり、遊びのなかで「できた」の達成感を生み、そうして運動が苦手な子どもが「またやりたい」と少しでも感じてくれれば最高です。

一人でも多くの子どもが、エリプスセンスであそび、運動を楽しみ、たくましく成長しながら体を動かす喜びを感じて、幸せに生きて欲しいと願っています。

エリプスセンス|製品情報|野球・ソフトボール│ミズノ (mizuno.jp)